交通事故で起きた脳への後遺症による危険

交通事故軽傷だからと油断しないで病院へ本当に怖い脳の後遺症

交通事故で脳に後遺症がない場合の責任

自動車を運転する場合に、気をつける必要があるのが交通事故や、交通違反になります。被害者が脳に後遺症を残さなかったとしても人身事故には変わりがないので、事案によって、行政処分が下されるだけでなく、刑事上の責任や、民事上の責任が発生することになります。一般的に、交通違反は道路交通法などで決められた規則や、法律に違反することを指します。行政処分は、交通違反による反則金の支払いや、減点、自動車運転免許証の停止や、取消などのことを指します。民事上の責任は、被害者に対して損害賠償金を支払うことで、刑事上の責任は、交通違反の中でも、特に悪質だったり、重大だったりする案件について、加害者に課せられることになる懲役刑や、罰金刑、禁固刑などといった刑事処分のことを指しています。

交通違反の点数制度と被害者の症状と無関係

交通違反をしてしまうと点数が減っていくと思っている人も少なくありませんが、実際には点数が加えられていき、交通違反をする毎に点数が累積されていきます。交通事故に対しては被害者が脳に後遺症を負ったかどうかなどの被害に関係なく特定の点数が決められています。その点数に応じて、自動車運転免許証を停止したり、取り消したりする処分を実施するという制度のことを点数制度と呼んでいます。加算された点数によって、自動車運転免許証を停止したり、取り消したりする処分が下されることになります。点数制度では、一般的な違反行為に対して付与される基礎点数や、特定の違反行為に対して付与される基礎点数、事故を引き起こしたときに付与される付加点数、当て逃げ事故に付与される付加点数などが決められています。

民事上の責任は損害賠償金の支払いという形で負う

交通事故の被害者が脳に後遺症が残っていなかった場合でも被害者が怪我を負ったことには変わらないので、損害賠償金を支払う責任が発生します。損害賠償金は、治療費の実費だけでなく慰謝料も含まれます。被害者が脳以外の部分に後遺症が残っていて、後遺障害として認定されれば、後遺障害慰謝料が発生し、怪我の治療の結果完治した場合は、入通院慰謝料が発生します。慰謝料は、被害者の怪我による精神的な苦痛をお金に換算したものなので非常に曖昧です。そのため、慰謝料の金額を決めるための基準が定められていて、被害者の怪我の症状の重さによって金額が増えるようになっています。実際の損害賠償金は、加害者が任意で加入している自動車保険会社が支払うことがほとんどですが、加害者は事故以後に支払う保険金が高くなるという形で負担する形になります。